ARCHIVES AFC 6th 2018-2019 AFC 6th 開催レポート

2019 NY STAGE

2019年2月9日 ニューヨーク・ファッション・ウィークにて、ランウェイショー「Asia Fashion Collection New York Stage(以下ニューヨークステージ)」を開催致しました。ニューヨークステージでは、アジア各国の若手デザイナーが、日本から3ブランド、韓国・台湾・タイから各1ブランド、さらに世界でトップクラスのデザインスクール Parsons School of Design(以下、パーソンズ)から1ブランドと計7ブランドがランウェイショーを行いました。 当日は Vogue, WWD Japan, ELLE, London Postなどのメディアや、BEAMSのバイヤーなど、世界中からファッション関係者350名が来場し大盛況を博しました。

【 Asia Fashion Collection NYステージ実施概要 】 ※NYFW 公式コンテンツ
内容: アジア代表デザイナーによるランウェイショー
日時: 2019年2月9日(土)20:00 ※NY現地時間(日本時間:2月10日 10:00)
場所: Gallery II at Spring Studios(50 Varick Street, Floor 5, New York)
主催: Asia Fashion Collection実行委員会
後援: コリア ファッション アソシエーション、台湾テキスタイルフェデレーション、 SIAM PIWAT、WWD ジャパン、Fashionsnap.com、Parsons School of Design
協賛: 三井物産アイ・ファッション株式会社、シタテル、MODA TOKYO、ORIBE、MARY KAY、Yukie Nail New York

2018 TOKYO STAGE

AFC東京ステージは、日本代表の選考に勝ち残った8ブランドと、既にNYFWの公式コンテンツとして2019年2月に開催のAFC NYステージへの出場が決定している韓国、台湾、タイの3ブランドを迎え、全11ブランドによるランウェイショーを行いました。当日は500名を超える観客が見守る中、アジアのファッション業界を担う若手デザイナーたちがオリジナルのコレクションを発表。
AFC東京ステージは、AFC NYステージへ出場する日本代表ブランドを決める最終審査会を兼ね、厳正なる審査の結果、日本代表ブランドは、石田 謙一の『kenichi.(ケンイチ)』、早田 賀音の『KANON(カノン)』、柳ヶ瀬 みのりの『FEY MINORIYANAGASE(フェイ ミノリヤナガセ)』に決定しました。

2019 NY STAGE Finalists ニューヨークステージ出場ブランド

  • kenichi.

    Kenichi Ishida

    JAPAN

    BRAND CONCEPT

    メンズウェアブランドでありながら、レディース要素や母親からの遺伝を生かしたディテールにこだわったデザインを施す。2019awは懐かしい香りをテーマに。1人のマザコンな青年が主人公。母との間にあった思い出や香りを頼りに実際にあった出来事と空想に描く ものをストーリーにし、どこか母親の面影のある青年の服装をデザインする。フェミニンなメンズでユニセックス展開し、フロッキー加工やニット、ツイードなどの生地、シルバーアクセやオマージュされた刺繍にもkenichi.の世界観が表現されている。

  • KANON

    Kanon Hayata

    JAPAN

    BRAND CONCEPT

    リバティパンク - 次代を生きる若者たちに向けたリバティウェア - 次代を生きる若者に提案するブランド。 毎シーズンアートをデザイン要素に加える。今シーズンのアートはNYの アーティストのEric Nathaniel Mack。アートワークからインスピレーションを受け、インスタレーションとしても使える服を作った。

  • FEY MINORIYANAGASE

    Minori Yanagase

    JAPAN

    BRAND CONCEPT

    グラフィックプリントを中心に、エッジの効いた独特の色使いで今の時代に映える服をデザインするブランド。 アイデンティティを強く持ち、自分主体でファッションを楽しむ人へ贈る。今シーズンは”旅する服“として、旅先でもファッションをより楽しめるよう、複数の着方を持った服を提案する。デザイナー自身の旅行体験を交えたデザインとなっている。

  • CAHIERS

    Ayoung Kim

    KOREA

    BRAND CONCEPT

    エレガントかつフェミニンなウィメンズウェアブランド。カーブや柔らかいシルエットで都会的な女性観を表現する。19FWでは、多様な文化やスタイルが存在する映画『ボヘミアン・ラプソティ』の世界観をもとに、“Newtro”として新たな方法でのレトロ観の表現を加え、自由気ままな感情を表現する。

  • TSUNG YU CHAN

    Joe Chan

    TAIWAN

    BRAND CONCEPT

    ハイファッションとストリートスタイル、モダンアートの要素や台湾の伝統技術などを組み合わせたハイエンドなメンズウェアブランド。今シーズンは、2018年の台湾での選挙期間中に彼が目にした要素を抽出したコレクションを発表する。プロバガンダや演説のコンセプトはユニークなプリントへ、選挙の旗やベストは再構築され、デザインに落とし込まれる。

  • TITAT

    Titat Kuantrakul

    THAILAND

    BRAND CONCEPT

    “タイの伝統の再解釈と現代化”にフォーカスしたバンコクベースのメンズウェアブランド。タイの繊細な技術や職人技を継承しつつ、デザインは現代のライフスタイルへとそれらを変換させる。今シーズンは、デザイナーの祖先であるタイ北部のMong族の伝統的衣服のユニークさと何世代にも渡って受け継がれた歴史にインスパイアされた。Mong族のテキスタイルや刺繍といった美しい伝統はTITATの19FWコレクションへと順応される。

  • HYUN JUNG

    Hyun Kyeong Jung

    NY(Parsons)

    BRAND CONCEPT

    ハンドクラフトとドレーピングの混合を追求したラグジュアリーウィメンズウェアブランド。デザイナーは、より偽りのない、強さのあるコレクションを制作するため、自身の経験をデザインへと転換させる。本コレクションは”Blur”(ぼやけた、不鮮明な)と題され、知らない世界へ落とされるという繰り返し見る悪夢について制作されたものである。視界がぼやけたまま取り残され、そこに何かがあったと感じるが、落ちていく感覚以外のことがはっきりと思い出せない。

2018 TOKYO STAGE Semi-finalists 東京ステージ 出場ブランド

[ 日本代表 ]

  • MYCR0FT Jr. 菅野 浩佑[バンタンデザイン研究所 卒業]
  • koyari 小鑓 友博[バンタンデザイン研究所大阪校 卒業]
  • kenichi. 石田 謙一[バンタンデザイン研究所]
  • aNANA tih sayim 宮下 奈々[バンタンデザイン研究所 高等部]
  • KANON 早田 賀音[大阪文化服装学院]
  • TAIS ASSIMILATE FORM 森 大周[バンタンデザイン研究所]
  • Shiki Ktok 片岡 シキ・カーラ[バンタンデザイン研究所大阪校]
  • FEY MINORIYANAGASE 柳ヶ瀬 みのり[大阪文化服装学院]

[ アジア代表 ]

  • 韓国代表(後援:コリア ファッション アソシエーション) CAHIERS Ayoung Kim(キム アヨン)
  • 台湾代表(後援:台湾テキスタイルフェデレーション) TSUNG YU CHAN Joe Chan(ジョー ツァン)
  • タイ代表(後援:サイアム・ピワット) TITAT Titat Kuantrakul(ティタット クアントラクル)