TOKYO STAGE New Designers Coming Up

ENTRY BRAND

  1. DESIGNER

    Yuuna Ichikawa

    BRAND CONCEPT

    強く社会に立ち向かう女性の人生を狂わすような衝撃を与える。 幼少期からクラシックバレエを学び、自身が衣装を着て得た感覚や、ウェディングドレスのパタンナーである母から受けた影響を反映したデザインを特徴とする。

    SEASON THEME

    "YOUTH IN HEART"
    "青春=人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。"
    足踏みをするかのように抜け出せない現代社会。先もわからず、向かう先も見えない。時代に逆らいながらも自分の表現を貫いたロイ・フラー、サミュエル・ウルマンの青春から着想を得てデザイン。
    社会が足踏みをしようと私は新たな境地を開き、社会的状況を狂気とし、その狂気と精神の若さで突き進む。

  2. DESIGNER

    Naho Okuzaki

    BRAND CONCEPT

    share closet カラーと恋人同士でシェアできるディテール(着方を変えるための)、柔らかい生地感

    SEASON THEME

    PM8:00-11:00
    夜の8:00-11:00は誰もが毎日過ごす時間。
    そんな3時間の中で彼は急に決まったデートに何を着てくるかを考えた。

  3. DESIGNER

    Nodoka Sugauchi / Akiho Ka

    BRAND CONCEPT

    Spice for your life.
    日々の生活のスパイスとなるようなカラフルで刺激あるアイテムを提案。
    異なる様々な要素を融合させ、色と柄でアジアテイストの独自の世界観を作り上げる。
    ファッションだけでなく、イベントの主催から社会問題まで取り組むフレキシブルなブランドであること。

    SEASON THEME

    LOVE&CHOICE 再び愛される新たな価値の創造と、ビビットなサステナブルファッションの選択肢をテーマにしたアップサイクルコレクションを提案。

  4. DESIGNER

    Meguru Hashidate

    BRAND CONCEPT

    タフな使い込み 使うことを軸に彫刻的アプローチで造形。ダメージをもはやステータスにするウエアブランドDN7的服作りの追求...

    SEASON THEME

  5. DESIGNER

    Shun Ishizawa

    BRAND CONCEPT

    洗練された武骨の追究。
    ひとつのものを長く大切に使うことで生まれる十人十色の経年変化。
    そこには人々を魅了する武骨な格好良さがある。
    そんな武骨さを追究し洗練させる。
    洗練された武骨さにフォーカスをあて、デニムを核としたクリエイションを展開。
    ジーンズソムリエの視点からデニム生地にこだわり、岡山県倉敷児島産のものを使用。
    北海道で害獣指定されているエゾシカの革の端革などを使用し、良いものは長く使い続けるというサスティナブルの提供。

    SEASON THEME

    -Pursuit of Loutish-

    武骨の追究。
    デニムを核とし、和やミリタリーのディテールを取り入れ上品でありながら武骨な男らしさを表現

  6. DESIGNER

    Hikari Tamiya

    BRAND CONCEPT

    物語る服
    人は閉じた本の様だ。
    本を知る初めての印象は表紙。
    中身が大事だが、本を開かなければ意味がない。
    手に取る興味を惹く表紙をつくりたい。
    ベーシックながら、一捻り入れたデザインを、メンズの基本でもあるテーラードを主体に衣服に落とし込む事を特徴とし、テキスタイルデザインやパターンテクニックにより象徴性を帯びた、服自体から語りかけてくる様な、力を感じるデザインを強みにしている。

    SEASON THEME

    シーズンテーマ 「nostalgia」

    直訳すれば、郷愁。
    思い出の持つ儚さと、忘れる事の尊さからインスピレーションを得た。記憶の中心そのものではなく、記憶の輪郭をなぞる様に構成する。 

    人は過去に囚われている。前に進むということは同時に過去と向き合うことでもある。
    過去を振り返りながらも、未来へ進んでいくようなデザインを目指した。

    視界の片隅に人知れず咲いている草花や、窓を叩く雨の音や匂い。
    その時は気にも留めていなかった景色が今となっては脳裏に焼き付いている。
    記憶を呼び起こす情景、脳裏に焼きつく風景。そのリンクする点を繋ぎ合わせるようにデザインし、服を通して、心の中にある故郷に想いを馳せて欲しい。

  7. DESIGNER

    Riku Yuzurihara

    BRAND CONCEPT

    「衣服の文化を忘れずに、遊び心を取り入れる」ファッションブランドを確立していく上で、私たちが本当にやりたいこと、そして相手に何を伝えたいのかを考えた際に、時代を選ばず長く着続けることができ、尚且つ楽しさや喜びを服を通して感じでもらいたい。という思いから、衣服の本の在り方を今一度紐解き、更にそこへ遊び心や新しさを加え、展開していこうという結果にたどり着きました。 シルエットや縫製など服の完成度の高さ。服の歴史を追求したからこそわかる服本来の在り方、その意味を上手く表現する力。そこに現代の新しいスタイルを取り入れる。

    SEASON THEME

    シーズンテーマ「±human」
    普段の人間の行動や言動に着目した際に誰もが持ち合わせるプラスな面とマイナスな面、何通りもの個性があるその人間らしさその面白いさにインスパイアされた。

  8. DESIGNER

    Kotono Fukazawa

    BRAND CONCEPT

    lol (laugh of little) /思わずフフッと笑ってしまう ダジャレや大喜利的なネタを加えたり、リアルクローズながら丈感やシルエットなどを通しFunnyな印象を与えることでlaugh of littleを表現している。
    強みは、服=楽しい、という気分を直球で味わえること。このブランドに触れた人を、「文字通り笑顔にできる」こと。

    SEASON THEME

    「日常に潜む違和感 楽しい」
    ネット上のおもしろ画像をインスピレーションに、既に市民権を得ているアイテムや既視感ある柄を元ネタとして『おかしさ』を加えることで、フフッと笑えるようにした。

  9. DESIGNER

    Haruka Hirai

    BRAND CONCEPT

    まじめにふざけるファンタジー
    非現実なパレットであなたの好奇心を彩る
    身近に身体障害者の方がいる環境で育ったことがきっかけでユニバーサルデザインに興味を持ち、人に優しい曲線、ユニークなシルエット、一つのアイテムに詰め込まれた機能性、可能性に惚れ込んだ。
    私のブランドを目にした全ての人の好奇心をくすぐりたいという思いから、真剣にふざけたデザインを追求します。
    アートと人を繋ぐブランドを目指し、アートに振り切ったデザインを提案していること。
    実際にWeb magazine、MV、作品撮りなどの衣装リースを複数受けていることが強みです。

    SEASON THEME

    A SPECIAL FACE PARTS

    mood
    卒業学年を迎えた今、
    未来への希望に満ちて今にも飛んでいきそうな私はまるで、気球のようだ。
    私も自分でエネルギーを貯めて
    鮮やかに旅をするような人生を進んで行きたい

    design sauce
    人種や、老若男女問わず顔はみんな違う。
    目、鼻、口、耳、誰一人被ることのない唯一無二のデザインに惚れ込んだ。
    それぞれのとっておきのパーツをワクワクした気持ちでデザインする。

  10. DESIGNER

    Sung ju Lee

    BRAND CONCEPT

    構造の要素に基づいて型にはまらないコレクションを作るブランド。デザイナーの興味や経験に基づき、大胆かつ実用的な創造を目指す。 SUNG JUを通じて、人々の生活に新鮮さを提供する。既成の枠や規模にとらわれず、自由に表現する。今後は、彫刻や建築など、より広い分野のアートとのコラボレーションも視野に入れている。

    SEASON THEME

    ‘CONFLICT’
    幾多の衝動、抑制、そして圧迫の中で脱皮を渇望することが描かれる。
    多様なる色彩と直言的な形は、独立的な価値や尊重のための手段となり、型にはまった美しさから人々を抜け出させる促進剤となる。色彩各々の独立性と、形態の果敢なコントラストが融和し、コレクションとして適応される。その結果、自らを閉じ込めてた強迫は壊れ、自らのやり方で表現することとなる。
    私たちがあなたの衣生活に一つの新鮮さをもたらすことを願う。

  11. DESIGNER

    Yu Nung Hsieh / Ming Jo Hsieh

    BRAND CONCEPT

    アーティスティックなペイントをファッションに巧みに取り入れているブランド。2014年設立。WooLeeXが人々に与える第一印象は、視覚的なインパクトの強さと精巧な手描きのアート。あらゆる文化の互換性を通して東アジア独特の手法を融合し、布地のデザインに広く活用する。
    ファッションをアートのような創造的表現と考えており、それは作品に深く反映されている。海外で学んだ経験や創造に、東洋の伝統的な刺繍の技術を加える。さまざまな手法やスタイルを試し、より芸術的な可能性を追求し、人々にファッションを再体験してもらい、ブランドのユニークな芸術的テイストを感じてもらいたいと考えている。
    2019年にバンクーバーで初のファッションショー「COLOR」を発表、色の解釈を再説明した。2020FWニューヨークファッションウィークでは、クチュールデザイナーのCynthia Hsiehと共同で、ブランド初となる国際的なショーを発表。ストリートのトレンドを組み合わせ、東洋の芸術と強力なヒップホップの音楽文化をコレクションに取り入れた。
    2022年は、ブランドの反逆的な魂を継承し、家族をWooLeeXに属するこの世界に引き入れる。異業種とのコラボレーションが多いブランドであり、コラボレーションを通じて芸術的なデザインをより高いレベルで表現してきた。競争の厳しいエンターテインメント界で台湾の歌手や俳優などとコラボレーションを実現。ブランドスローガンの ""WLX STYLING is the customized WooLeeX for icons"" にならい、2021年には ""WLX STYLING ""ラインも設立。カスタムメイドアートのスタイリングとビジュアル表現により、ブランドがより多様化している。

    SEASON THEME

    SS22シーズンでは、これまでの誇張された色や柄とは異なり、シンフォニーをメッセージとし、フォーマルスーツにステッチやプリント、ハンドペイントなどを施し、より時代の流れに沿ったフォーマル感を演出。さらに数種類の特別な生地を加え、独自のWooLeeXワールドを生み出した。
    デザイナーは、音楽を花のライフサイクルのように感情的な生命体とみなし、継承と変容の物語を自分のペースで表現する。それはまるで交響曲のように、高い感情の興奮もあれば、ゆっくりとした落ち着きもある。今シーズンのオーダー生地の中には、立体的なジャカード生地にプリントされた風景や森、梅の花などの模様が見られる。ジャカードは、さまざまな感情の橋を聴いたときの反応の違いを表しており、ある者は興奮して手を振り、ある者は深いメロディーに身を任せ、ある者は幸せなペースで一緒に踊っている。
    多様なスーツスタイルのアイテムも用意されている。フォーマルな服やチェックのラインを巧みに使い、フラワーサイクルやリスナーなど、さまざまな形の手描きのパターンやプリントされたトーテムを組み合わせることで、新しいスーツの印象を作り出した。
    今シーズンは、人々のフォーマルウェアへの定義を、画期的な考え方で再解釈した。クラシカルな家具のトーテムのようなブラウン系の生地にブランドのロゴと花が描かれ、リスニングという文字パターンが加わる。ファッションと音楽を感じながら、感情の起伏と規則的なサイクルの関係を見直し、情熱的な歌声と深い唸り声がそれぞれのストーリーを織り成す。自分の感情の色を磨くために。

  12. DESIGNER

    Glenda Garcia

    BRAND CONCEPT

    機能性と実用性をコンパスとして設立されたGLENDA GARCIA。クリーンでクラシックなシルエット、複雑なディテール、そして分野横断的なプロセスにインスパイアされた素材感を活かした服を提案し、日常の着こなしや服との対話の中に繊細な瞬間を生み出す。 グレンダ・ガルシアは、インドネシアのジャカルタ出身。デザイナー、エンジニア、起業家といった多彩な大家族で育つ。ロンドンのセントラル・セントマーチンズでテキスタイルを中心としたFoundation in Arts and Designのディプロマを取得した後、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインでファッション・デザインのBFAを取得。その後、パーソンズのMPSプログラムでファッション・マネジメントの修士号を取得。在学中に「2016 CFDA/Teen Vogue Scholarship in Partnership with Target」で準優勝し奨学金を得たほか、「CFDA's Future Fashion Graduate Showcase 2020」に選出され、注目される。ニューヨークを拠点に活動中。

    SEASON THEME

    このカプセルコレクションは、COVID-19のパンデミック発生前にデザインされ、パンデミック中に調整、再デザイン、再開発された。今回のコレクションは、デザイナーとしての自分のアイデンティティを見つけるために経験してきたデザインの旅を反映したものとしてスタートした。自分の過去の作品を振り返るとともに、服が大きな役割を果たしていると感じる、単一的なアイデンティティと集団的なアイデンティティという考え方について考察し、一見異なる2つのものを並べることで得られる調和や、画一的なものの中でいかに繊細さを際立たせるかといった、コントラストのアイデアにインスピレーションを受けた。
    さまざまな要素を組み合わせて、まとまりがありながらも簡単に着こなせるコレクションにしたいと思い、構造的なアイテムにカジュアルやアスレチックなディテールを加えたり、シルエットを重ねて衣服を形成したり、過去の作品の要素を取り入れた。例えば、前シーズンでヒールとして開発した素材を活用した金具や、インスピレーションのイメージであったプリントがこのコレクションでは最終的な成果となっている。